恋人や配偶者の浮気が発覚したとき、皆さんはどうしますか?「許すべきか、それとも別れるべきか」裏切られた痛みや怒り、混乱のなかで、冷静な判断を下すのは簡単なことではありません。
「浮気を許す必要があるのか?」という疑問に対し、明確な“正解”はありませんが、大事なのは自分自身を守ることです。今回は浮気をされた側ができる最大限の行動について解説します。
(PR広告を含みます)
浮気は許さなくてもいい
まず結論から言えば、浮気を許す義務はありません。いかなる事情があろうとも、相手が信頼を裏切ったのは事実。
「子どもがいるから」「長年の付き合いだから」「周囲にどう思われるか心配だから」といった理由で、自分の心を押し殺してまで許す必要はないのです。
もちろん、二人の関係性や浮気の内容によっては、修復を目指すケースもあるでしょう。しかし、それは“許さなければならない”という義務感で動いてはいけません。
大事なの判断基準は「自分が何を望むか」ということです。
浮気をされたらどうすればいい?
もし、実際に浮気が発覚したら誰であっても混乱することでしょう。そんな時された側がするべきなのは、自分の心と未来を守るための決断を下すことです。
それは「別れる」ことかもしれませんし、「許して関係修復を試みる」ことかもしれません。どちらの選択肢を選ぶにせよ、以下の行動は非常に重要です。
1:感情を言語化する
怒り、悲しみ、ショック…浮気によって押し寄せる感情を、自分自身で整理することが回復の第一歩です。日記を書く、信頼できる友人に話す、カウンセリングを受けるなど、自分の感情を外に出す手段を持ちましょう。
抱え込みすぎると心が壊れてしまう可能性もあるため要注意です。
2:相手と冷静に話す
感情に任せて責めるだけでは、相手が本心を話してくれない場合もあります。浮気をした理由、今後の考え、反省の有無など、できるだけ冷静に話し合う場を持ちましょう。
ただし、これは相手を許すためではなく、自分がどうするかを判断する材料を集めるためです。
3:物理的な証拠を残す
もし結婚している場合、浮気の証拠は法的にも重要な意味を持ちます。LINEや写真、会話の録音など、浮気の事実を裏付ける証拠を可能な範囲で残しておくことで、後の離婚や慰謝料請求に役立つでしょう。
|
4:自分の人生を最優先に考える
浮気が発覚したら「これからどう生きたいか」を真剣に考えるタイミングです。相手との関係を維持するために自分の人生を犠牲にするのではなく、自分の幸せを第一に据えましょう。
別れたほうが精神的に楽になるのであれば、それは前向きな選択なので大丈夫です。
浮気を許せるかのポイント
それでも愛していた相手を簡単に切り離せるものではないでしょう。もし、相手を許したい場合は、以下のポイントに気をつけてください。
1:相手をもう一度信頼できるか
浮気は一度の過ちでも、信頼関係を大きく揺るがします。「また繰り返されるのでは?」という不安が消えないままでは、心の平穏は得られません。
相手が誠実に反省し、再構築の努力をしているかを見極める必要があります。
2:自分を大切にできているか
浮気をされたにもかかわらず、自分ばかりが我慢していないでしょうか? 罪悪感を抱えるのはした側であるべきで、された側が過剰に自責的になる必要はありません。
3:感情に流されすぎていないか?
「まだ好きだから」「別れる勇気が出ないから」といった感情だけで許す選択をすると、後悔することもあります。今後の人生を見据えて、冷静に考える時間を持ちましょう。
まとめ
浮気という裏切りを受けたとき、どんな選択をしても間違いではありません。ただし、結末は誰かに決めてもらうものではなく、自分の価値観と幸せに照らして、自ら選ぶべきものです。
浮気されたことで決してあなたの価値が下がるわけではありません。周囲の声に流されず、何よりも「あなた自身」を大切にしてください。